ITパスポートに合格すると、次の目標としてよく挙げられるのが基本情報技術者試験です。
しかし、実際に勉強を始めてみると、
- 「ITパスポートとは何が違うの?」
- 「独学でも合格できる?」
- 「科目Bはどんな対策をすればいい?」
- 「参考書は何冊必要?」
など、多くの疑問や不安が出てくるのではないでしょうか。
私もITパスポートに合格したあと、「知識が残っている今のうちに挑戦した方が効率が良い」と考え、すぐに基本情報技術者試験の勉強を始めました。
勉強期間は約2か月。
仕事をしながら、平均1日2時間という限られた時間の中で学習を続けた結果、
2026年6月15日の基本情報技術者試験に独学で合格することができました。
試験結果は、
- 科目A:670点
- 科目B:720点
でした。
今回の受験を通して一番強く感じたことは、
「基本情報技術者試験は、暗記だけでは合格できない試験である」
ということです。
ITパスポートの学習でも「用語を理解すること」の大切さを実感していましたが、基本情報技術者試験ではその重要性がさらに高まります。
特に科目Aでは、初めて見る問題にも対応できるよう、用語の意味や仕組みを理解しておくことが不可欠でした。
また、科目Bでは知識だけでなく、時間内に問題を解き切るための演習も重要だと感じました。
この記事では、私が実際に行った
- 独学2か月の勉強法
- 使用した参考書・アプリ
- 模試の点数推移
- 科目A・科目Bそれぞれの対策
- 試験当日の様子
- 合格して感じたこと
を、実体験をもとに詳しく紹介します。
これから基本情報技術者試験に挑戦する方や、ITパスポート取得後の次の目標を探している方の参考になれば幸いです。
基本情報技術者試験を受験しようと思った理由
ITパスポートに合格した時点で、私は次の目標として基本情報技術者試験を受験することを決めていました。
理由はシンプルで、
「ITパスポートで学んだ知識が残っているうちに、基本情報技術者試験へ進んだ方が効率が良い」
と考えたからです。
ITパスポートでは、
- コンピュータの基礎知識
- ネットワーク
- セキュリティ
- データベース
- マネジメント
- ストラテジ
など、基本情報技術者試験にも共通する内容を幅広く学びます。
せっかく身に付けた知識も、時間が空くと少しずつ忘れてしまいます。
そのため、
「また一から勉強し直すくらいなら、勢いのあるうちに次の資格へ挑戦しよう」
と考え、ITパスポート合格後すぐに勉強を始めました。
ITパスポートと基本情報技術者試験はつながっている
実際に勉強を始めて感じたのは、ITパスポートで学んだ内容が無駄にならなかったことです。
もちろん、基本情報技術者試験の方が難易度は高く、
- より深い理解
- 応用的な考え方
- 科目Bでの読解力や思考力
が求められます。
それでも、
「この用語はITパスポートでも勉強したな」
と思う場面が何度もありました。
そのおかげで、新しい知識を学ぶことに集中できたと感じています。
将来の転職も意識していた
基本情報技術者試験を受験した理由は、学習効率だけではありません。
将来的にIT業界への転職も視野に入れていたため、情報処理技術者試験の資格を取得して、自分の知識を客観的に証明したいという思いもありました。
大学では情報系を学んでいましたが、それを資格という形で証明できる状態にしておきたいと考えていました。
また、ITパスポートだけで終わるのではなく、基本情報技術者試験まで取得することで、さらに知識を深められると考えたことも受験を決めた理由の一つです。
この章のまとめ
- ITパスポート合格後、知識が残っているうちに受験した方が効率的だと考えました。
- ITパスポートと基本情報技術者試験は共通する内容が多く、スムーズに学習を進められました。
- 将来のIT業界への転職も見据え、知識を資格として証明したいという思いがありました。
- ITパスポートの勢いを活かして挑戦したことが、短期間での合格につながったと感じています。
受験当時の状況
基本情報技術者試験の勉強を始めた当時、私は学習塾で講師として働いていました。
そのため、学生のように毎日何時間も勉強できる環境ではなく、仕事と両立しながら限られた時間で学習を進める必要がありました。
平均すると、勉強時間は1日約2時間です。
まとまった時間を確保することは難しかったため、
- 通勤時間
- 休憩時間
- 帰宅後の時間
を有効活用しながら学習を続けました。
勉強期間は約2か月
勉強期間は、
2026年4月12日から6月15日までの約2か月間です。
ITパスポート合格後すぐに勉強を開始したため、基礎知識が頭に残っている状態でスタートできました。
このタイミングで始めたことは、結果的に非常に効率が良かったと感じています。
最初から「理解する勉強」を意識した
ITパスポートの学習を通して、
「暗記だけでは初見問題に対応できない」
ということを痛感していました。
そのため、基本情報技術者試験では最初から、
- 用語の意味を理解する
- 仕組みをイメージする
- 「なぜそうなるのか」を考える
ことを意識して学習を進めました。
この考え方は、最後まで一貫して変わることはありませんでした。
科目Aと科目Bで勉強方法を分けた
基本情報技術者試験は、科目Aと科目Bで求められる力が異なります。
そのため、私は勉強方法も分けて考えました。
科目Aでは、
- 用語を理解すること
- 幅広い知識を身に付けること
を重視しました。
一方、科目Bでは、
- 問題に慣れること
- 制限時間内に解き切ること
を重視しました。
特に科目Bは、知識だけでなく時間配分も重要だったため、本番を意識した演習を繰り返しました。
この章のまとめ
- 学習塾講師として働きながら、平均1日2時間の学習を続けました。
- 勉強期間は約2か月で、ITパスポート合格直後から取り組みました。
- 最初から「暗記」ではなく「理解」を重視して学習しました。
- 科目Aと科目Bでは、それぞれ異なる勉強方法を意識して取り組みました。
実際に行った勉強方法
約2か月という限られた期間で合格するために、私は教材を増やし過ぎず、役割を分けて学習を進めました。
参考書で知識を身に付け、アプリで問題演習を繰り返し、模擬試験で実力を確認するという流れです。
まずは参考書で基礎知識を身に付けた
最初に取り組んだのは、『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和08年』です。
ITパスポートの勉強を通して、「用語を理解すること」が重要だと感じていたため、文章を読むだけではなく、図やイラストを見ながら仕組みを理解することを意識しました。
実際に基本情報技術者試験では、ITパスポートよりも一段深い理解が求められます。
そのため、
- この技術は何のためにあるのか
- どのような場面で使われるのか
まで考えながら学習を進めました。
アプリで毎日問題演習を行った
基礎知識を学んだ後は、『いちばんやさしい基本情報技術者 絶対合格の過去問集』アプリを使って毎日問題演習を行いました。
仕事の日でも、通勤時間や空き時間を利用して少しずつ問題を解き続けました。
問題を解く際に意識したことは、
「正解したから終わり」ではなく、「なぜその答えになるのか」を理解することです。
間違えた問題はもちろん、正解した問題でも解説を読み、理解が曖昧な用語は参考書に戻って確認しました。
科目Aは「理解」を重視した
科目Aは出題範囲が広く、覚える用語も数多くあります。
しかし、ITパスポート受験時の経験から、暗記だけでは初めて見る問題に対応できないことを知っていました。
そのため、
- 用語の意味
- 技術の仕組み
- 他の用語との違い
まで理解するよう心掛けました。
結果として、本番でも見たことのない問題がありましたが、知識を応用して考えることができました。
科目Bは時間を意識して演習した
一番苦労したのは科目Bです。
問題自体は解けても、制限時間内に解き終えることが課題でした。
そのため、
- 問題形式に慣れる
- 時間を意識して解く
- 解く順番を考える
ことを意識して演習を重ねました。
最初は時間が足りなく感じることもありましたが、繰り返し演習することで少しずつ解くスピードが上がり、本番でも落ち着いて取り組むことができました。
模擬試験で実力を確認した
試験直前には模擬試験を繰り返し解き、自分の実力を確認しました。
模試の結果は次のとおりです。
科目A
- 52/60
- 51/60
- 52/60
- 51/60
科目B
- 19/20
- 14/20
- 15/20
点数だけを見るのではなく、
「どの分野で間違えたのか」
「なぜ間違えたのか」
を分析し、苦手分野の復習に時間を使いました。
模試は合否を判断するためではなく、本番までに弱点を見つけるための教材として活用していました。
この章のまとめ
- 参考書で基礎知識を身に付け、アプリで毎日問題演習を行いました。
- 科目Aは暗記ではなく、用語や仕組みを理解することを重視しました。
- 科目Bは時間配分を意識した演習を繰り返しました。
- 模擬試験では点数だけでなく、間違えた原因を分析しながら復習を進めました。
使用した参考書
今回の受験では、参考書を役割ごとに使い分けながら学習を進めました。
教材を何冊も買い足すのではなく、
「理解する教材」
「問題演習をする教材」
「科目Bに特化した教材」
というように目的を明確にして使用しました。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和08年
最初に取り組んだ参考書です。
ITパスポート受験時に、
「暗記ではなく理解が重要」
ということを実感していたため、今回は最初から図やイラストを使って学べる参考書を選びました。
実際に読んでみると、
- ネットワーク
- CPU
- データベース
- アルゴリズム
など、文章だけでは理解しにくい内容もイメージしながら学習できました。
基本情報技術者試験では、ITパスポートよりも一歩踏み込んだ理解が必要になるため、この参考書を最初に選んで良かったと感じています。
かんたん合格 基本情報技術者過去問題集 令和8年度
基礎知識を身に付けた後は、過去問題集で実践的な演習を行いました。
問題を解いた後は、
- なぜ正解なのか
- 他の選択肢はなぜ違うのか
まで確認し、理解が曖昧な部分は再び参考書へ戻るようにしていました。
過去問題集は単なる実力確認ではなく、理解を深める教材として活用しました。
最短合格 基本情報技術者 学べる【科目B】問題集
一番苦労した科目B対策として使用した教材です。
科目Bは知識だけではなく、
- 問題形式に慣れること
- 時間内に解き切ること
が非常に重要です。
そのため、科目Bに特化した問題集を使い、本番を意識した演習を繰り返しました。
繰り返し問題を解くことで、少しずつ解くスピードが上がり、本番でも落ち着いて取り組むことができました。
教材を増やし過ぎなかったことも良かった
資格試験では、
「この参考書も気になる」
「別の問題集もやった方がいいのでは」
と思うことがあります。
しかし、私は教材を増やすよりも、
今使っている教材を理解できるまで繰り返すこと
を優先しました。
結果として、教材を中途半端に終わらせることなく、最後までやり切ることができました。
この章のまとめ
- 教材ごとに役割を分けて学習しました。
- キタミ式イラストIT塾で理解を深めました。
- 過去問題集で知識の定着を図りました。
- 科目B問題集で時間配分や問題形式に慣れました。
- 教材を増やし過ぎず、一冊一冊を理解することを意識しました。
使用したアプリ
参考書で基礎知識を学んだ後は、毎日の問題演習として**「いちばんやさしい基本情報技術者 絶対合格の過去問集」**アプリを活用しました。
仕事をしながらの受験だったため、まとまった勉強時間を確保することは難しく、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間が学習の中心でした。
そのため、スマートフォンですぐに問題演習ができるアプリは、今回の受験でも欠かせない教材でした。
スキマ時間を最大限活用できた
私はITパスポート受験時にもアプリ学習を中心に進めていました。
その経験から、基本情報技術者試験でも同じように毎日アプリで問題を解くことを習慣にしました。
特に、
- 通勤時間
- 電車の待ち時間
- 少し空いた時間
などを活用し、短時間でも毎日問題に触れることを意識しました。
まとまった時間が取れない日でも学習を継続できたことは、大きなメリットだったと感じています。
間違えた問題は理解できるまで繰り返した
問題を解く際に意識していたことは、
**「正解すること」ではなく、「理解すること」**です。
間違えた問題はもちろんですが、正解した問題でも、
- 解説を読む
- 他の選択肢も確認する
- 分からない用語は参考書へ戻る
という流れを徹底しました。
基本情報技術者試験では、初めて見る問題にも対応できる力が求められるため、答えを覚えるだけでは十分ではないと考えていました。
科目A対策に特に効果を感じた
このアプリは、特に科目Aの問題演習で役立ちました。
基本情報技術者試験の科目Aは出題範囲が広いため、毎日少しずつ問題を解くことで知識を定着させることができました。
また、理解が不十分な分野も早い段階で把握できたため、効率よく復習を進められました。
アプリだけではなく参考書との併用がおすすめ
アプリは非常に便利でしたが、私はアプリだけで学習を完結させることはありませんでした。
問題演習で分からなかった内容は、
- 『キタミ式イラストIT塾』
- インターネット検索
なども活用しながら理解を深めました。
問題演習はアプリ、理解は参考書というように役割を分けることで、効率よく学習できたと感じています。
この章のまとめ
- スキマ時間を活用しながら毎日問題演習を続けました。
- 正解・不正解だけでなく、解説まで確認して理解を深めました。
- 科目A対策として特に効果を感じました。
- アプリだけに頼らず、参考書と組み合わせて学習することが合格につながったと感じています。
科目Aで苦労したことと対策
基本情報技術者試験で最初に苦労したのは科目Aでした。
ITパスポートを取得していたため、
「ある程度は解けるだろう」
と思っていましたが、実際に勉強を始めると、求められる知識の深さが大きく違うことを実感しました。
暗記だけでは初見問題に対応できなかった
ITパスポート受験時にも感じていましたが、基本情報技術者試験ではその傾向がさらに強くなります。
例えば、
「この用語を知っている」
だけでは正解できず、
- なぜそうなるのか
- どのような仕組みなのか
- 他の用語との違いは何か
まで理解していないと解けない問題が多くありました。
実際の試験でも、初めて見る問題が数多く出題されました。
しかし、用語や仕組みを理解することを意識して学習していたため、知識を応用しながら解答できた問題も多かったと感じています。
分からない用語は必ず調べた
私は問題を解いていて少しでも理解が曖昧だと感じた用語は、そのままにしませんでした。
参考書へ戻ったり、インターネットで検索したりしながら、
「意味を説明できるレベル」
まで理解するよう心掛けました。
遠回りに感じるかもしれませんが、この積み重ねが本番での対応力につながったと思います。
模擬試験で理解度を確認した
科目Aでは、模擬試験を繰り返し解きながら理解度を確認しました。
模試の結果は、
- 52/60
- 51/60
- 52/60
- 51/60
と大きく変わりませんでした。
しかし、私は点数だけを見るのではなく、
「なぜこの問題を間違えたのか」
を分析することを重視しました。
その結果、苦手分野を一つずつ減らし、本番では670点を取ることができました。
この章のまとめ
- 科目Aでは暗記だけでは対応できませんでした。
- 用語の意味や仕組みまで理解することを意識しました。
- 分からない用語はその場で調べ、理解を深めました。
- 模試では点数よりも間違えた原因を分析することを重視しました。
科目Bで苦労したことと対策
科目Bは、今回の受験で最も不安だった分野です。
知識が全くないわけではありませんでしたが、本番と同じ時間内で問題を解き切ることに苦労しました。
特に試験直前までは、セキュリティ問題で点数を落とすことが多く、
「本番でも同じように間違えるのではないか」
という不安がありました。
一番苦手だったのはセキュリティ問題
模擬試験では、
- セキュリティ問題を3問間違える
- セキュリティ問題を4問中3問落とす
ということもありました。
知識不足というより、
- 問題文を正しく読み取ること
- 選択肢を比較すること
に時間がかかっていました。
そのため、私は試験直前にセキュリティ分野を重点的に復習しました。
また、ITパスポートで学習した内容も改めて見直し、基礎知識を整理することで理解を深めました。
「時間内に解き切る」ことを意識した
科目Bでは、
「知っている」ことと「時間内に解ける」ことは別だと感じました。
最初は問題文をじっくり読んでいましたが、それでは時間が足りません。
そこで、
- 問題文のどこを見るべきか
- 必要な情報だけを拾うこと
- 考え込み過ぎないこと
を意識しながら演習を繰り返しました。
回数を重ねるにつれて、問題の読み方にも慣れ、本番では落ち着いて解くことができました。
模擬試験の点数だけで一喜一憂しなかった
科目Bの模擬試験結果は、
- 19/20
- 14/20
- 15/20
でした。
点数だけを見ると、
「下がっている」
と思うかもしれません。
しかし、私は模試を
「弱点を見つけるための教材」
と考えていました。
どこで時間を使い過ぎたのか。
どの分野が苦手なのか。
それを確認することが目的だったため、点数だけで落ち込むことはありませんでした。
本番では720点を取ることができた
試験本番では、
科目Bで720点
という結果でした。
試験終了後は、
「科目Bは大丈夫そうだ」
という手応えがありました。
逆に、科目Aの方が初見問題が多く、
「落ちているかもしれない」
という不安が強く残っていました。
結果的には両方合格していましたが、この経験からも、
模試の点数だけでは本番の結果は決まらない
ということを改めて実感しました。
この章のまとめ
- 一番苦手だったのはセキュリティ問題でした。
- 科目Bでは知識だけでなく、時間配分の練習も重要でした。
- 模擬試験は点数よりも弱点分析を目的に活用しました。
- 苦手分野を最後まで復習したことで、本番では720点を取ることができました。
試験当日の様子
試験当日は、勉強だけでなくコンディションを整えることも意識しました。
基本情報技術者試験は長時間の試験になるため、知識だけでなく集中力を維持することも重要だと考えていたからです。
朝は早めに起床して余裕を持って行動した
試験当日は、午前3時30分に起床しました。
早起きしたことで少し眠気はありましたが、慌てて家を出ることなく、落ち着いて試験会場へ向かう準備ができました。
試験当日は精神的にも緊張しやすいため、時間に余裕を持って行動することを意識しました。
カフェでコーヒーを飲みながら最終調整
試験会場へ向かう前に、いつものルーティンとしてカフェへ立ち寄りました。
当初は会場近くのカフェを利用することも考えましたが、通勤ラッシュに巻き込まれる可能性があったため、あえて少し早めに移動し、時間を調整してから会場へ向かいました。
慣れた環境でコーヒーを飲みながら気持ちを落ち着かせたことで、焦ることなく試験に臨めたと思います。
短時間の仮眠で集中力を回復した
カフェでは約8分間、目を閉じて休憩しました。
実際に試してみると、短時間でも想像以上に頭がすっきりし、その後の集中力が回復したことを実感しました。
さらに、電車での移動中も目を閉じて休むようにし、できるだけ体力を温存することを意識しました。
このような小さな工夫も、本番で集中力を維持するためには大切だったと感じています。
試験本番で感じたこと
試験が始まると、科目Aでは初めて見る問題が多く、
「思ったより難しい」
という印象を受けました。
一方で、科目Bは普段の演習に近い感覚で取り組むことができ、
「こちらは大丈夫そうだ」
という手応えがありました。
試験終了後も、
「科目Bはできたと思うが、科目Aは合格しているか分からない」
というのが正直な感想でした。
この章のまとめ
- 試験当日は早起きし、時間に余裕を持って行動しました。
- カフェでコーヒーを飲みながら最終調整を行いました。
- 短時間の仮眠や移動中の休憩で集中力を維持しました。
- 科目Aは初見問題が多く苦戦しましたが、科目Bは手応えを感じながら解くことができました。
試験結果
約2か月間の学習を終え、2026年6月15日に基本情報技術者試験を受験しました。
結果は、無事に合格することができました。
試験結果
科目A:670点
科目B:720点
どちらも合格基準を上回ることができ、約2か月間取り組んできた勉強が結果につながりました。
試験後の感覚と実際の結果は違った
試験終了直後の感想は、
「科目Bは大丈夫そうだけど、科目Aは落ちているかもしれない」
というものでした。
科目Aでは初めて見る問題が多く、
「半分以上は見たことがない問題ではないか」
と感じるほどでした。
そのため、自己採点ができないCBT試験ということもあり、結果が分かるまでは不安が残っていました。
一方で、科目Bは時間配分も大きく崩れることなく解き終えることができたため、試験後の手応えも比較的良かったと記憶しています。
実際の結果もその感覚に近く、科目Bの方が高得点となりました。
模擬試験の点数だけで判断しなくて良かった
受験前の模擬試験では、
科目A
- 52/60
- 51/60
- 52/60
- 51/60
科目B
- 19/20
- 14/20
- 15/20
という結果でした。
決して毎回高得点だったわけではなく、科目Bも回によって点数にばらつきがありました。
しかし、私は模擬試験を
「合否を予想するもの」
ではなく、
「苦手分野を見つけるための教材」
として活用していました。
そのため、点数だけに一喜一憂せず、間違えた問題を理解することに時間を使ったことが、本番での得点につながったと感じています。
合格して一番感じたこと
今回の合格で改めて感じたことは、
「基本情報技術者試験は、暗記だけでは対応できない試験である」
ということです。
本番では初めて見る問題も多く出題されました。
それでも対応できたのは、
- 用語の意味
- 技術の仕組み
- なぜその答えになるのか
という「理解」を意識して学習してきたからだと思います。
この章のまとめ
- 約2か月の独学で、科目A670点・科目B720点で合格しました。
- 試験後は科目Aに不安がありましたが、結果は無事に合格していました。
- 模擬試験は点数ではなく、弱点を発見するために活用しました。
- 合格の一番の要因は、暗記ではなく「理解」を重視した学習だったと感じています。
合格して感じたこと
基本情報技術者試験に合格して一番感じたことは、
「暗記だけでは合格できない試験だった」
ということです。
ITパスポートを受験した時にも、用語を理解することの重要性を感じていました。
しかし、基本情報技術者試験では、その重要性がさらに高くなります。
本番では初めて見る問題も多く出題されましたが、
- 用語の意味
- 技術の仕組み
- 他の用語との違い
まで理解することを意識して学習していたため、知識を応用しながら解答することができました。
改めて、
「過去問が解けること」と「内容を理解していること」は違う
ということを実感しました。
ITパスポート取得後すぐに挑戦して良かった
今回の勉強を通して、
ITパスポート合格後すぐに基本情報技術者試験へ挑戦した判断は正しかったと感じています。
ITパスポートで学んだ内容が記憶に残っていたため、
- ネットワーク
- セキュリティ
- データベース
- マネジメント
などの基礎知識を活かしながら学習を進めることができました。
もし数年後に受験していたら、多くの内容を一から学び直す必要があったと思います。
その意味でも、勢いのあるうちに次の資格へ挑戦することは非常に効率的でした。
資格取得はゴールではなくスタート
基本情報技術者試験は取得できましたが、資格を持っているだけで十分とは考えていません。
今回学んだ知識を今後どのように活かしていくかが、より重要だと考えています。
私は教育の仕事に携わっているため、この経験を活かして、
- IT資格の学習サポート
- 大学生や社会人への資格指導
- 情報分野の講師
などにも挑戦していきたいと思っています。
また、今後は応用情報技術者試験など、さらに上位の資格にも挑戦し、知識を深めていく予定です。
これから受験する方へ伝えたいこと
これから基本情報技術者試験を受験する方へ、一番伝えたいことがあります。
それは、
「暗記だけで終わらせず、必ず理解することを意識してください。」
ということです。
分からない用語が出てきたら、
「なんとなく覚える」
のではなく、
「なぜそうなるのか」
まで調べて理解してください。
遠回りに感じるかもしれませんが、その積み重ねが本番で初めて見る問題への対応力になります。
私自身、この学習方法を続けたことが、約2か月という短期間での合格につながったと感じています。
この章のまとめ
- 基本情報技術者試験では、暗記だけでは対応できないことを実感しました。
- ITパスポート合格後すぐに挑戦したことで、基礎知識を活かしながら効率よく学習できました。
- 資格取得はゴールではなく、今後の仕事や学習に活かしていくことが大切だと感じています。
- これから受験する方には、「暗記ではなく理解する学習」をおすすめします。
基本情報技術者試験をおすすめできる人・おすすめできない人
約2か月間学習し、実際に受験した経験から、基本情報技術者試験が向いている人と、今はまだ受験しなくても良いと感じる人をまとめました。
基本情報技術者試験をおすすめできる人
IT業界への就職・転職を考えている人
基本情報技術者試験は、ITの基礎知識を体系的に学べる国家資格です。
IT業界への就職や転職を目指している方にとって、自分の知識を客観的に証明できる資格の一つになります。
特に未経験からIT業界を目指す方には、学習の目標としてもおすすめです。
ITパスポートに合格した人
ITパスポートを取得した方は、その知識が残っているうちに基本情報技術者試験へ挑戦することをおすすめします。
私自身もITパスポート合格後すぐに勉強を始めたことで、多くの内容をスムーズに理解できました。
時間が空いてしまうと基礎知識を忘れてしまうため、勢いを活かして挑戦する方が効率的だと感じています。
「なぜそうなるのか」を考えながら勉強できる人
基本情報技術者試験では、単純な暗記だけでは対応できない問題も多く出題されます。
そのため、
- 用語の意味を理解する
- 技術の仕組みを考える
- 初めて見る問題にも応用して考える
という学習ができる人には、とてもやりがいのある試験だと思います。
基本情報技術者試験をおすすめできない人
暗記だけで合格したい人
基本情報技術者試験は、ITパスポート以上に理解力が求められる試験です。
過去問を丸暗記するだけでは、本番で初めて見る問題に対応することは難しいと感じました。
暗記だけで短期間に合格したいと考えている方には、思っている以上に苦戦する可能性があります。
勉強時間をほとんど確保できない人
私は平均すると1日約2時間、約2か月間学習しました。
もちろん個人差はありますが、ある程度継続して勉強する時間は必要です。
忙しい方でも、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用しながら、毎日少しずつ学習を進めることをおすすめします。
ITの基礎知識が全くない人
IT未経験でも合格は十分可能ですが、いきなり基本情報技術者試験から始めるよりも、まずはITパスポートで基礎知識を身に付ける方がスムーズだと思います。
特に、
- コンピュータの基礎
- ネットワーク
- セキュリティ
などに不安がある方は、ITパスポートから学習を始めることをおすすめします。
この章のまとめ
- IT業界を目指す人や、ITパスポート取得者には特におすすめの資格です。
- 暗記だけではなく、「理解」を重視して学習できる人に向いています。
- 勉強時間を確保し、継続して取り組むことが合格への近道です。
- ITの基礎に不安がある方は、ITパスポートから学習を始めるとスムーズです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 基本情報技術者試験は独学でも合格できますか?
はい、独学でも十分合格を目指せます。
私は約2か月間、平均1日2時間の学習で合格しました。
ただし、過去問を丸暗記するのではなく、用語や仕組みを理解しながら学習することが大切です。
Q2. ITパスポートを取得してから受験した方が良いですか?
私はITパスポート取得後すぐに基本情報技術者試験へ挑戦しました。
その結果、ITパスポートで学んだ知識を活かせたため、効率よく学習を進められたと感じています。
ITの基礎知識に不安がある方は、まずITパスポートを取得してから挑戦することをおすすめします。
Q3. 科目Aと科目Bでは、どちらが難しかったですか?
私の場合は、それぞれ違う難しさがありました。
科目Aは出題範囲が広く、用語の意味や仕組みを理解することが重要でした。
一方、科目Bは知識だけでなく、時間内に問題を解き切る力が求められました。
特にセキュリティ問題では苦戦したため、重点的に復習しました。
Q4. 使用した参考書は何冊ですか?
今回使用した教材は次の3冊です。
- キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和08年
- かんたん合格 基本情報技術者過去問題集 令和8年度
- 最短合格 基本情報技術者 学べる【科目B】問題集
それぞれ役割を分けて活用し、教材を増やし過ぎないことを意識しました。
Q5. 一番伝えたい勉強法は何ですか?
一番伝えたいことは、
「暗記ではなく理解すること」
です。
本番では初めて見る問題も多く出題されます。
そのため、用語を覚えるだけではなく、
「なぜそうなるのか」
「どのような仕組みなのか」
まで理解することで、応用問題にも対応できるようになります。
私自身、この考え方が約2か月での合格につながったと感じています。
まとめ
今回は、私が約2か月間の独学で基本情報技術者試験に合格した勉強法や、使用した参考書・アプリ、試験当日の様子などを紹介しました。
今回の受験を通して、改めて感じたことは、
「基本情報技術者試験は暗記だけでは合格できない試験である」
ということです。
本番では初めて見る問題も多く出題されます。
そのため、過去問の答えを覚えるだけではなく、
- 用語の意味
- 技術の仕組み
- 「なぜそうなるのか」
まで理解することが、合格への近道だと感じました。
また、ITパスポート合格後すぐに基本情報技術者試験へ挑戦したことで、基礎知識を活かしながら効率よく学習を進められたことも大きな収穫でした。
もし、これから基本情報技術者試験を目指すのであれば、
「理解する学習」と「継続する学習」
を意識して取り組んでみてください。
毎日の積み重ねが、必ず合格につながります。
まず何から始めればよいか【3ステップ】
STEP1 試験日を決めて申し込む
「合格できそうになったら申し込む」のではなく、まず受験日を決めましょう。
期限が決まることで、学習計画が立てやすくなり、モチベーションも維持しやすくなります。
STEP2 参考書で「理解」を重視して学ぶ
最初から過去問ばかり解くのではなく、参考書で基礎知識を理解しましょう。
分からない用語があれば、そのままにせず調べる習慣を付けることが大切です。
STEP3 毎日問題演習を続ける
参考書で学んだ知識は、問題を解かなければ定着しません。
アプリや問題集を活用し、スキマ時間も含めて毎日問題に触れることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、これから基本情報技術者試験に挑戦する方の参考になれば幸いです。
また、このブログでは、実際に使用した参考書やアプリのレビュー、ITパスポート・基本情報技術者試験の学習方法についても紹介しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。