参考書レビュー

国公立標準問題集CanPass数学ⅠAⅡB、Ⅲのレベルは?いつからいつまでに?使い方を徹底解説!

松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

こんにちは。個別指導塾Glitの松尾和哉です。

今回は『国公立標準問題集CanPass数学』について記事を書きました。

MARCH、関関同立、地方国公立向けの問題集はたくさんあり、どれを使えば良いのかわからない人も多いかと思います。

他の問題集と比較してどうなのかも踏み込んで解説します。

国公立標準問題集CanPass数学の概要

『国公立標準問題集CanPass数学』は数研出版から出版されている入試標準レベルの問題集です。


タイトル 国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B 改訂版
出版社 駿台文庫
問題数 119問
タイプ アウトプット型問題集


タイトル 国公立標準問題集CanPass数学Ⅲ 改訂版
出版社 駿台文庫
問題数 60問
タイプ アウトプット型問題集

以下のようなチェックシートがあるので進捗状況が見てすぐわかるようにすることができます。

『国公立標準問題集CanPass数学』の構成は、問題と解答解説が分かれています。

問題は3段階のレベル別でさらに解答時間も書かれています。

解答解説には問題も掲載されていて、『思考のひもとき』→解答→解説の順に書かれています。

全く手につかない時は『思考のひもとき』の箇所だけ確認して取り組むことができます。

個人的レビュー

演習量はコンパクト

入試標準レベルの問題集の中では問題数はやや少ないです

また以下のように1問ごとにテーマが設けられているのでインプットとしても力を発揮します。

コンパクトでありながら理系で出題の多い数学Ⅲ、確率、ベクトル、数列の問題が多く演習量を確保することができます。

微分方程式という項目がある

数ある入試標準レベルの問題集でなかなか見ることがない微分方程式という項目があるのが大きな特長です。

微分方程式はあまり触れることがないので『国公立標準問題集CanPass数学』で触れることで大きなアドバンテージになることは間違いないと思います。

難易度は入試標準レベル

難易度は入試標準レベルで

問題は3段階のレベルに分かれています。

数学ⅠAⅡB レベル1 レベル2 レベル3 合計
第1章 整数と論証 2問 5問 3問 10問
第2章 数と式 3問 4問 1問 8問
第3章 2次関数、2次方程式、2次不等式、高次方程式 1問 8問 1問 10問
第4章 三角比と図形 1問 5問 2問 8問
第5章 場合の数と確率 0問 9問 1問 10問
第6章 図形と方程式 1問 4問 3問 8問
第7章 三角関数 0問 6問 2問 8問
第8章 指数関数・対数関数 2問 2問 2問 6問
第9章 微分法 1問 6問 1問 8問
第10章 積分法 2問 5問 2問 9問
第11章 数列 1問 7問 2問 10問
第12章 平面ベクトル 0問 6問 2問 8問
第13章 空間ベクトル 0問 3問 5問 8問
第14章 図形 1問 3問 1問 5問
第15章 データの分析 1問 2問 0問 3問
合計 16問 75問 28問 119問

数学Ⅲ レベル1 レベル2 レベル3 合計
第1章 複素数平面 0問 4問 4問 8問
第2章 式と曲線 1問 7問 1問 9問
第3章 関数と極限 1問 6問 1問 8問
第4章 微分法 0問 12問 2問 14問
第5章 積分法 1問 14問 2問 17問
第6章 微分方程式 2問 2問 0問 4問
合計 5問 45問 10問 60問

レベル2の問題が半数以上を占めます。

問題のチョイスも良問が揃っているので

MARCH、関関同立、地方国公立レベルの演習に適した問題集です。

全然わからない人は基礎固めからやり直すことをオススメします。

『文系の数学 重要事項完全習得編』、『基礎問題精講』などをしっかりマスターしてからにしましょう。

文系の数学 重要事項完全習得編

基礎問題精講

解説は詳しめ

入試標準レベルの問題集の中ではやや解説が詳しいと思います。

『思考のひもとき』の項目で公式や解き始めの考え方が理解できます。

また解答と解説が別々で記載されており、解説にはそれぞれの問題におけるポイントが詳しく書かれています。

しかし基礎は身に付いている前提の問題集なので、基礎が身に付いていない状態で取り組むのはオススメしません。

解説がわかるレベルに達してから取り組みましょう。

他の参考書との比較

同じようなレベルの参考書を表にまとめました。

色々な参考書を自分の目で確かめて自分に合う参考書を見つけてください。

数学ⅠAⅡB 数学Ⅲ 融合問題 合計 特徴
厳選!大学入試数学問題集理系262 178問 125問 262問 問題レベルは均一
解説はシンプル
問題はやや古い
数学重要問題集(A,B問題) 160問 124問 284問 解説はシンプル
演習量が豊富
3段階のレベル別
問題は新しい
理系数学マスト160題(A,B問題) 54問 43問 17問 114問 解説がとにかく詳しい
別解も豊富
3段階のレベル別
CanPass数学ⅠAⅡB、数学Ⅲ 119問 60問 179問 解説は詳しめ
解説にも問題が掲載されているので取り組みやすい
3段階のレベル別
理系数学入試の核心 標準編 93問 57問 150問 解説は詳しめ
短期間で習得可
3段階のレベル別
文系の数学 実戦力向上編 例題90問
演習問題110問
なし 200問 解説は非常に詳しく計算過程もしっかり書かれています

以下それぞれの参考書についての記事があるので参考にしてください。

理系数学入試の核心標準編のレベルは?いつからいつまでに?使い方を徹底解説!

厳選!大学入試数学問題集理系262のレベルは?期間は?使い方を徹底解説!

森本将英の理系数学マスト160題のレベルは?期間は?使い方を徹底解説!

数学重要問題集のレベルは?いつからいつまでに?使い方を徹底解説!

文系の数学 実戦力向上編のレベルは?期間は?使い方を徹底解説!

いつから始めていつまでに終わらせればいい?

目標解答時間(レベル1:15分、レベル2:25分、レベル3:35分)と設定されているので1問につき解説を読む時間も考慮して平均35分くらい掛かるとすると1日3問(105分)のペースで2ヶ月弱、1日6問(210分)のペースで1ヶ月弱掛かります。

そこで「いつから始めていつまでに終わらせばいいか」ということですがもちろん早いに越したことはないが

9月くらいから始めて11月までには終わらせたいところ。

9月から始めるということはそれまでに基礎を身に付けないといけないことも同時に言っています。

終わりについては共通テスト直前期の追い込みにかかる時期に入る前には終わらせたいところです。

公募推薦入試を受ける人は10月〜11月辺りに過去問も解かないといけないので

スケジュールを確認して取り組みましょう。

まとめ

『国公立標準問題集CanPass数学』は合計179題とコンパクトでかつ入試標準レベルをマスターするのに適した参考書です。

アウトプット型問題集なので問題に取り組む際、必ず自分で答えを考えてください。

そしてわからない場合は『考え方』を見てそれでもわからない場合は解答解説を見て手を動かすようにしましょう。

問題を見てすぐ解法が思いつくぐらいまでやり込んで下さい。



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