教育

【勉強方法のわからない中学生】まずは答え合わせの仕方を知ろう

松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

個別指導塾Glit塾長の松尾です。

勉強方法のわからない中学生はきっとたくさんいると思います。

効率的な勉強方法はもちろんたくさんありますが

そんなことよりも皆さん、「答え合わせ」ちゃんとできますか?

丸付けすることだと思っていますか?

丸付けだけを意味する「答え合わせ」では絶対に成績は上がりません。

今一度この記事を参考にして

本当の意味での「答え合わせ」を理解して実践してください。

この記事でわかること

  • 勉強とは何かがわかる。
  • 答え合わせの仕方がわかる。

そもそも勉強とは?

私にとって勉強とは

できないことをできるようにすること

だと思っています。

ですので問題を解いて答え合わせをしないことは勉強にはなっていません。

できないことが放置されるのでいつまで経ってもできるようにはならないからです。勉強は自分のできないことに時間を使うことで意味を持ちます。

もちろんずっと100点の取れる問題集をやっても成績は上がりません。

答え合わせとは?

まずは「できることとできないことを仕分ける」ために答え合わせをします。

大抵の人はここまではできていますが

成績を伸ばすにはもう一歩踏み込んで「できないこと」をなぜできなかったのかを確認してできるようにならなければなりません。

せっかく頑張って解いた問題を放ったらかしにするくらいなら遊んでいた方がマシだと思っています。

おそらく成績が伸びない人は私の言う答え合わせができていないからだと考えています。

答え合わせのやり方

問題集は2周以上は絶対にやらないといけないので2周目の準備という意味でも答え合わせは重要です。

必ず間違えた問題にチェックを入れましょう。

そうすることで2周目の時にできなかった問題だけを復習することができるので効率的に勉強することができます。

答え合わせのタイミング

答え合わせで大事なことは解いた問題をちゃんと覚えている内に答え合わせをすることです。

どういう考え方で答えにたどり着いたかを修正するのが答え合わせなので

自分がどうやって考えたのか忘れてしまっては意味がありません。

それではどのタイミングで答え合わせをするべきかということですが平均点以上と平均点以下で少し異なると考えています。

平均点以上の方

1ページごとに答え合わせをすれば良いでしょう。

平均点以上の方はそれなりに解けるのである程度まとめて答え合わせをする方が効率は良いでしょう。

平均点以下の方

1問ずつ答え合わせをする方が良いでしょう。

数学を例にすると

同じやり方の計算問題を10問解くとして

間違えたやり方で10問解いてしまうと

もちろん同じやり方の計算問題なので

全て間違えることになります。

ですので1問ずつ答え合わせをして修正をしていく方が良いかと思います。

ある程度やり方が定着してきたなと思ったらまとめて答え合わせをしても良いでしょう。

解き直しのやり方

まず絶対にしてはいけないことは

自分の解答を消してしまうことです。

自分の考えが合っているのかを確かめるのが

答え合わせなのに消してしまったらどこで

考え方を間違えたのかわからなくなります。

それでは解き直しのやり方ですが

先にゴールを確認しておきます。

解き直してどういう状態になればいいかと言うと

もう一度答えを見ずに解いて解ける状態がゴールです。

ですので間違えた考え方を正しく修正しなければなりません。

やり方としては解説と自分の解答を見比べて間違えた箇所を見つけてください。

そして自分の間違えをちゃんと説明できるようにしましょう。

結論

では答え合わせのやり方をまとめます。

  1. 丸付けをする
  2. 間違えた問題の解説を見てどこで間違えたかを確認する
  3. 考え方を修正してもう一度自分で正解にたどり着けるか解いてみる

この3つの手順を踏めば答え合わせのやり方としてはOKでしょう。

またこれらをすることにより自分の間違えるポイントを理解できるので計算ミスも少なくなります。

計算ミスなどのケアレスミスについては以下の記事をご覧ください。

ケアレスミスが治らない人必見!ケアレスミスの対策方法3選

今回は答え合わせのやり方を中心とした勉強方法についてお伝えしました。

何かの参考になれば幸いです。

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松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

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