参考書レビュー

物理のエッセンスのレベルや問題数は?いつまでに終わらせる?使い方を徹底解説!

松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

こんにちは。家庭教師かずやです。

私が現役時代に最もお世話になった参考書『物理のエッセンス』を紹介します。

私は過去問など一切やらず『物理のエッセンス』のみでセンター試験9割を取りました。

そして今教える立場になって果たして『物理のエッセンス』は使えるのか解説していきます。

この記事でわかること

  • 『物理のエッセンス』の概要がわかる。
  • 『物理のエッセンス』の難易度がわかる。
  • 『物理のエッセンス』の使い方がわかる。

『物理のエッセンス』の概要

『物理のエッセンス』は河合出版から出版されている基礎レベルの参考書です。


タイトル 物理のエッセンス 力学・波動(河合塾シリーズ)
出版社 河合出版
問題数 力学114問、波動70問
タイプ インプット型参考書


タイトル 物理のエッセンス 熱・電磁気・原子(河合塾シリーズ)
出版社 河合出版
問題数 熱33問、電磁気95問、原子40問
タイプ インプット型参考書

対象範囲は初学者〜共通テスト満点まで

『物理のエッセンス』の構成は、単元の物理法則解説→例題→演習問題の順に記述されています。

個人的レビュー

物理の本質が学べる

定期テストならば公式の丸暗記で対応できるかもしれませんが入試となれば丸暗記では上手くいきません。

問題文から物理現象を理解してどの公式を使えば指示された答えを求められるのか考えなければなりません。

そのためには物理の本質を理解しなければなりません。

公式はどのようにして成り立っているのかや物理の感覚的な部分を養うことが必要です

そういった本質部分を理解するのに『物理のエッセンス』は解説、問題共に役立ててくれます。

問題数は合計352問

問題数は力学・波動が184問、熱・電磁気・原子が168問の合計352問あり、かなり多いように感じますがほとんどが一問一答形式になっているのでサクサク進むと思います。

力学 問題数
速度と加速度 16問
力のつり合い 9問
剛体のつり合い 12問
運動の法則 11問
エネルギー 17問
運動量 16問
いろいろな運動 33問
合計 114問

波動 問題数
波の性質 12問
定常波 11問
ドップラー効果 9問
反射と屈折 17問
干渉 21問
合計 70問

問題数
固体・液体と熱 4問
気体の熱力学 29問
合計 33問

電磁気 問題数
電場と電位 15問
コンデンサー 22問
直流回路 17問
電流と磁場 10問
電磁誘導 15問
交流 7問
電磁場中の荷電粒子の運動 9問
合計 95問

原子 問題数
粒子性と波動性 10問
原子構造 7問
原子核 23問
合計 40問

必ず物理法則の解説を読み、例題、そして演習問題を解いて本質を理解していきましょう。

解説がコンパクト

解説は必要最低限です。

手に取って見てもらうとわかりますが2冊合わせても非常に薄い本になっています。

ギュッと詰まった感じなので理解するのに一定数の理解度が必要となります。

おそらくこの部分が評価の分かれ目になるのかと思います。

物理を習ったことがない人がいきなり『物理のエッセンス』を読んでもどこがわかりやすいのか理解できないです。

一度習ったことがあって共通テストで5割くらい取れる実力があればこの参考書の良さが伝わるかと思います。

それでも何か合わないなぁと感じる人は

解説が詳しい『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』がオススメです。

漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本

また基礎固めにオススメの問題集は『入門問題精講』や『基礎問題精講』、『導出物理』などがあります。

『入門問題精講』について詳しくは以下の記事へ

物理の入門問題精講

『導出物理』については以下の記事へ

導出物理

私はこう使った

1周目は前から順番に単元の解説→例題→演習問題とやっていきます。

2周目以降は演習問題をできるようになるまでやります。

私はこれだけをやって当時のセンター試験で9割取ることができました。

過去問もほとんどやらず本当に『物理のエッセンス』のみで乗り切りました。

その後は志望校に合わせて関関同立や地方国公立大学志望の方は『基礎問題精講』または『良問の風』、

そして難関国公立大学志望の方は『物理重要問題集』または『名門の森』をやると良いでしょう。

物理重要問題集のレベルは?いつから始めればいい?

名門の森

いつまでに終わらせる?

物理のエッセンス 良問の風 名門の森
共通テスト満点レベル 高3生11月まで
MARCH、関関同立、地方国公立大学レベル 高3生7月まで 高3生11月まで
東大、京大、旧帝大 高3生5月まで 高3生8月まで 高3生11月まで

河合塾シリーズでまとめると上記の表のようになります。

目標を設定してから逆算していつまでに終わらせるかをしっかり考えましょう。

まとめ

『物理のエッセンス』は基礎固めの定番参考書です。

問題数は合計352問あり、ほとんどが一問一答形式になっています。

解説がコンパクトゆえに評価が分かれることもありますが

素晴らしい参考書であることは間違えありません。

私は身をもって感じました。

解説だけでなく問題も解くことで初めて真価を発揮します。

物理の本質を理解すれば物理の問題が本当に解けるようになります。

是非手に取って確かめてみて下さい。



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