
この記事でわかること
- 『鎌田の有機化学の講義』の概要がわかる。
- 『鎌田の有機化学の講義』の難易度がわかる。
- 『鎌田の有機化学の講義』の使い方がわかる。
『鎌田の有機化学の講義』の概要
『鎌田の有機化学の講義』は旺文社から出版されているDoシリーズの講義型の参考書です。この他に『福間の無機化学の講義』、『鎌田の理論化学の講義』があります。
対象範囲が化学初学者から入試対策まで幅広いのも特徴。
『鎌田の有機化学の講義』の構成は、315ページあり用語の定義や法則内容が記述されていて、所々で入試問題が記載されています。
また入試で使える最重要Point総整理という別冊まとめが付いているので用語の確認などをできる便利アイテムも付いています。
個人的レビュー
解説に無駄がない
「解説に無駄がない」というのはメリットでもあり、デメリットでもあると考えています。
対象範囲は化学初学者から入試対策までと書きましたが
これは客観的意見に過ぎず
個人的には化学中級者向けの参考書と考えています。
無駄を省いている分、ある程度の理解力がないと読み進めることができないからです。
学校で一度習ってから読むと読みやすいと思います。
まとめると化学初学者にとっては解説が理解できない可能性がありますが、化学中級者以上の人にとってはものすごく分かりやすくまとまっていると感じるということです。
この参考書が難しいと感じる方は『宇宙一わかりやすい高校化学』など分厚くはなりますが、解説が丁寧な参考書できっちり理解するほうが良いでしょう。
難易度は基礎から応用
難易度は基礎から応用となっており
化学初学者でも読み進めていけるようになっていますが
上記でも書いたように個人的には学校で一度習ってから読むことをオススメします。
私が現役の時には存在していなかったので、大人になってから読みました。
ある程度知っているという状態で読み進めても難しいなと感じる部分も沢山あったので全く知らない人が読むには少し難しいと感じました。
問題が難しい
記載されている入試問題が東大、京大などの難関大学が出典になっているので問題は初学者には少し難しいです。
問題が難しいと感じる方は講義部分だけ読んで、問題演習については著者が鎌田先生の『基礎問題精講』や『入門問題精講』などの基礎的な問題でやると良いでしょう。
まとめ
このシリーズは化学版物理のエッセンスとも言われるほど講義型の参考書では人気のあるシリーズです。
解説に無駄がなく、網羅性があり、315ページとそこまで多くないページ数なので3日ほどで読めてしまいます。
さっと読んでしまって問題集などでしっかりアウトプットをすればかなり力はつくと思います。
有機化学は理論化学や無機化学の知識を必要とするので『鎌田の理論化学の講義』や『福間の無機化学の講義』を読んで理解してから取り組むようにしましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
家庭教師の個人契約もやってますので宜しければこちらもご覧下さい。


