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この記事でわかること
- 『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の概要がわかる。
- 『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の難易度がわかる。
- 『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の使い方がわかる。
『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の概要
『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』はKADOKAWAから出版されている中級者~上級者向けの問題集です。
タイトル | ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習 |
著者 | 駿台予備学校講師 西村能一・黒澤孝朋 |
出版社 | KADOKAWA |
問題数 | 一問一答195問+演習問題16問 |
タイプ | インプット兼アウトプット型問題集 |
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対象範囲は講義型参考書などで一通り学習を終えた中級者から上級者向け。
『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』の構成は、
第1章要点整理編と第2章問題演習編に分かれていて
第1章は一問一答形式で構造決定に必要な知識を確認する章で、
第2章は第1章で得た知識を使いこなすための演習問題が記載されています。
個人的レビュー
第1章の要点整理編が素晴らしい
有機化学て結局どこを覚えたらいいのか
または覚えるのが大変という方は
非常に多いと思います。
私もその内の1人でした。
この参考書に出会うまでは…!
第1章は構造決定問題を解くために
必要な知識を習得するための章で
テーマが20で一問一答形式の問題が
1つのテーマに10問ほどあります。
そして一つ一つの問題の解説と周辺知識の解説が
記載されているので
理屈も含めて理解できます。
第2章の演習問題は上級レベル
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第1章で知識を習得したら
その知識の使い方を学ばないといけません。
そこで第2章の問題演習編です。
全部で16問あり
旧帝大など難しい問題が多いですが
是非ともしっかり問題と向き合ってください。
すぐに解説を見てしまうというのは
推理小説で先に犯人を知ることと
同じと思ってください。
せめて第1章を見返して自分の力で
推理して解いていくようにしましょう。
『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』への接続方法
私の感覚では
中級者つまり一度習って知っているという状態の人が
使うべきだと考えています。
確かに第1章は解説も詳しいですし
覚えるポイントもわかりやすいですが
一度有機化学の流れを知っているからこそ
ポイントが心に刺さると
私は思っています。
なので全くの初学者つまり一度も習ったことのない人には
少し難しいと感じます。
具体的に参考書を講義型(インプット型)と演習型(アウトプット型)に分けて紹介していきます。
まず講義型ですが
『坂田アキラの面白いほどとける本シリーズ』は解説がとにかく詳しいので
学校で全く習っていない人でも取り組むことができます。
以下の3冊を取り組むと良いでしょう。
また少し難易度は上がりますがある程度学校で習った人には
『化学のDOシリーズ|鎌田の理論化学|福間の無機化学|鎌田の有機化学』もオススメです。
こちらについては以下の記事をご覧下さい。
化学のDOシリーズ|鎌田の理論化学|福間の無機化学|鎌田の有機化学
次に演習型ですが
高校2年生で時間に余裕のある人は『化学の新標準演習』
高3から始めるという人は
『基礎問題精講』がコンパクトでオススメです。
こちらについては以下の記事をご覧ください。
『基礎問題精講』が難しいと感じた場合は一つレベルの低い『入門問題精講』を
取り組んでからやると良いでしょう。
難関国公立大学を目指す人は『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』
と並行してあるいは終えてから『化学重要問題集』を取り組むと良いでしょう。
『化学重要問題集』については以下の記事でご覧下さい。
まとめ
『ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習』は構造決定問題に特化した類書の少ない参考書です。
第1章の要点整理編から第2章の問題演習編の流れに沿ってやることで
構造決定に必要な知識の習得とその知識の使い方をマスターできます。
分量もそれ程多くはないので
夏休みなどのまとまった期間にサクッとやれるので
是非手に取って確かめてみてください。
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