こんにちは。個別指導塾Glit塾長の松尾和哉です。
みなさん、物理は得意ですか?
苦手な人が多いのではないでしょうか?
私は物理がわからなくて悩んでいる人にはとりあえず『物理 入門問題精講』を完璧にすることをオススメしています。
では『物理 入門問題精講』はどんな参考書なのかを記事にまとめたので気になる方は以下をご覧下さい。
この記事でわかること
- 『物理 入門問題精講』の概要がわかる。
- 『物理 入門問題精講』のレベルがわかる。
- 『物理 入門問題精講』の使い方がわかる。
物理の入門問題精講の概要
『物理 入門問題精講』は旺文社から出版されている物理精講シリーズの入門レベルの問題集です。
タイトル | 物理[物理基礎・物理]入門問題精講 三訂版 |
著者 | 宇都史訓 島村誠 |
出版社 | 旺文社 |
問題数 | 121問 |
難易度 | 入試基礎レベル |
タイプ | 講義型参考書 |
この他に『基礎問題精講』、『標準問題精講』、『思考力問題精講』があります。
『物理 入門問題精講』の構成は、見開き2ページの中にまず問題があり、その次に問題の解説があり、その中に公式やポイントが書かれています。
個人的レビュー
短期間でマスターできる
問題数は121問なので1日5問で24日、1日10問で12日と1ヶ月もあれば1周することができる参考書です。
問題数 | |
力学 | 43問 |
熱 | 11問 |
波動 | 21問 |
電気 | 20問 |
磁気 | 16問 |
原子 | 10問 |
合計 | 121問 |
学校で配布される教科書傍用問題集は網羅性はありますが、問題量が多すぎて中々やり切ることができません。
高校生で物理が苦手な方や、高校3年生から本格的に受験勉強を始める方はこの問題集からやることをオススメします。
良問揃いで解説が詳しい
物理は定義をしっかり理解しないとわからない科目ですが、
本書は公式の使い方をしっかり解説してくれているのでこれをマスターすれば基礎固めはできます。
また解説が詳しいので自学自習する際につまづきをできるだけないように工夫されているのも特徴です。
そして入試基礎レベルの問題ですが、よく見られる典型問題が並んでいるので問題ごと覚えてしまってもよいくらいです。
この参考書を終えてからは『基礎問題精講』または物理では有名な河合塾出版の『良問の風』で標準問題を、
そして難関国公立向けの『名門の森』または『物理重要問題集』で応用問題をやると良いでしょう。
入門問題精講の使い方(私ならこう使う)
学校で一つの分野(力学、波動、電磁気、熱、原子)を習い、
定期テストが終わったものから
『入門問題精講』を始めます。
これを遅くて高3の夏休み前までに完璧にします。
具体的には
1周目
何も見ずに問題を解き、間違えた問題は印を付けます。
2周目
間違えた問題のみ解きます。これも間違えた問題には印を付けます。
3周目
2周目で間違えた問題のみ解きます。これも間違えた問題に印を付けます。
4周目以降
2,3周目をとにかく繰り返して間違えた問題が0になるまで続けます。
その後『基礎問題精講』or『良問の風』を夏休み期間から始め、
難関国公立を目指す場合は『名門の森』『物理重要問題集』などに移ります。
まとめ
『物理 入門問題精講』は少ない問題数で全ての単元が網羅されている良書です。
『大学入試漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』シリーズなどの講義型参考書でインプットをしてから
この参考書でアウトプットをすればなお効果があるでしょう。
問題演習をする時は単に問題と答えを確認するだけで終わるのではなく、
物理現象を理解しなぜこの公式を使うのかなどを意識して問題に取り組んで下さい。
そして何周もして完璧に物理現象を説明できるまでやりましょう。
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