過去問分析

龍谷大学(2022年1月29日一般前期)の物理過去問分析

松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

龍谷大学(2022年度1月29日一般前期)の物理の概要

実施学部 農学部、先端理工学部

試験時間 農学部(60分)、先端理工学部(90分)

科目 物理基礎・物理

問題構成 大問3題(出題形式はマークシート方式)、農学部(大問1,2または1,3)、先端理工学部(大問1~3)

配点 100点

合格最低点50~60%の間

難易度 易しい:やや易しい:標準=10:13:3


大問1(重心)

(1)

問1★

問2★

問3★

問4★

問1,2は力を図示できればつり合いの式、力のモーメントの式を出すだけです。問3,4は問1,2で出した式を連立して解くだけの計算問題。(1)は易しいです。

(2)

問5★★

問6★★

問7★★

問8★★★

(2)はまず力を図示しますが、摩擦力の向きと動摩擦力と静止摩擦力の判断を間違えないようにする所がポイント。そこを乗り越えれば問5,6、7、8はつり合いの式、力のモーメントの式を書いて後は計算するのみ。(2)は合否の分かれ目になるでしょう。

(3)

問9★★★

問10★★★

問9は(1)、(2)の物理現象の流れをしっかり理解しないと解けません。問10は問6と問8の式を連立して計算すれば答えが出るので問9が解けなくても解けます。

必要な知識

  • 力のつり合いの式が書ける
  • 力のモーメントの式が書ける
  • 動摩擦力、静止摩擦力についての理解

大問2(ダイオード、トランジスタ)

(1)

問1★

中学生でもできるオームの法則の問題。

(2)

問2★★

ダイオードを含む回路の問題。ダイオードを使っているが、要するに非オーム抵抗の問題です。非オーム抵抗の解法はグラフを利用するので式が出せれば交点を見つけて答えが出ます。

(3)

問3★★

問2の回路に抵抗を直列または並列にプラスした問題。直列、並列の関係を理解していれば、問2と解き方は同じです。

(4)

問4★★

(5)

問5★★

問4,5はトランジスタを含む回路の問題。これもトランジスタを使っているが、非オーム抵抗の問題なので今までのようにグラフを利用して解きます。

(6)

問6★★

問4,5が解けなければ解けない問題です。解けていれば消費電力を比較して相応しい選択肢を選ぶだけです。

必要な知識

  • オームの法則を理解する
  • 非オーム抵抗の解法を理解する
  • 消費電力を計算できるようにする。

大問3(P-T図とP-V図)

問1★

理想気体の状態方程式から考えれば定積過程であることはすぐにわかる。

問2★

問3★★

内部エネルギーと熱力学第1法則の使い方が理解できていれば問題なし。

問4★

グラフからすぐに読み取れます。

問5★

問6★

問7★★

同じく内部エネルギーと熱力学第1法則の使い方が理解できていれば問題なし。

問8★★

問9★★

問10★★

1サイクル全体での話なだけで今まで求めてきた値を使えば答えは出ます。

P-T図から問10でP-V図を導く問題の流れであるが、最初の段階でP-T図からP-V図を導き出してから問題に取り組むとそれぞれの過程で気体が外部にした仕事や1サイクルで外部にした仕事などが非常に求めやすくなります。全体として非常に基本的な問題という印象。★★の問題は★に限りなく近い問題と捉えていいでしょう。

必要な知識

  • 熱力学第1法則の式が使える。
  • 内部エネルギーの求め方がわかる。
  • 気体が外部にした仕事が求められる。

龍谷大学(一般入試)の物理の傾向

例年通り大問1は力学、大問2は電磁気から出題。大問3は波動か熱力学の出題のどちらかが多いですが、今回は熱力学が出題されました。

龍谷大学(一般入試)の物理の対策

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松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

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