過去問分析

広島大学の物理過去問から傾向と対策を分析

松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

広島大学の物理の概要

実施学部 総合科学部、教育学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、生物生産学部

試験時間 60分

入試科目 物理基礎、物理

問題構成 大問3題(2020年度のみ4題。全て記述式問題)

配点 入試方式によって様々

合格最低点50~55%程度(前期入試で共通テストと個別試験との合計)(医学部は55%~80%、薬学部は60~70%程度)

難易度 標準~やや難



広島大学の物理の傾向

各年度(前期入試)の出題項目(難易度の高い問題にはマーカーを引いています。)

  2022 2021 2020 2019 2018 2017
(物理基礎、物理)力学的エネルギー保存則、衝突 (物理基礎、物理)放物運動、衝突、円運動 (物理)万有引力による運動 (物理基礎、物理)円運動、放物運動、衝突<やや難> (物理基礎、物理)ばね振り子 (物理基礎、物理)摩擦のある斜面上の直方体の運動、衝突、水平投射
(物理基礎、物理)気体の状態変化、レンズと屈折 (物理)音波の干渉、コンデンサーを含む直流回路 (物理)気体の分子運動論 (物理)コンデンサーと誘電体、電気振動 (物理)直流発電機、静電気力による単振動 (物理)仕切り板があるピストン内の気体の状態変化
(物理基礎、物理)定常電流の電子論 (物理)密閉された気体を用いた熱気球 (物理)くさび形空気層による光の干渉<やや難> (物理)2室の気体の状態変化 (物理)光の屈折と見かけの深さ、ドップラー効果 (物理)ばね振り子と磁場中を動く導体棒に生じる誘導起電力、RLC直列回路<やや難>
    (物理)コンデンサー、極板の挿入      

力学毎回出題。放物運動、円運動、運動量など幅広く総合的に出題されています。万有引力の出題もあるので隅々まで対策が必要。また難易度は標準的で計算力を必要とする問題も少ないですが、問1がやや手こずる可能性がある年度もあるのが気になるところ。)

電磁気毎回出題。コンデンサー、キルヒホッフの法則など幅広く出題されているが磁気の分野はやや出題頻度が低い印象。難易度は他に比べるとやや難しく感じます。得点できそうな部分をしっかり取ることが大切です。)

波動ほぼ毎回出題。レンズ、回折、ドップラー効果などまんべんなく出題されています。2020年度は難しい内容でしたが、難易度は全体的に標準レベルなので典型的な問題を理解していれば対応できます。)

熱力学ほぼ毎回出題。気体の状態変化、分子運動論とまんべんなく出題されています。難易度は標準レベルで公式を一つ一つ理解していればそんなに手こずることはないでしょう。)

2022年度〜2017年度では原子分野の出題はありませんでした。

広島大学の物理の対策

漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本などの講義型参考書で物理の本質を理解するところから始めましょう。

漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本についての詳しい記事は以下をご覧下さい。

漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本

他には学校で一通り習った人向けには『物理のエッセンス』がオススメです。

物理のエッセンスのレベルや評判は?使い方を徹底解説!

講義型参考書でインプットが終わったら次は問題集でアウトプットをしましょう。

高校3年生など時間に余裕がない方は問題数の少ない物理の入門問題精講がオススメです。

物理の入門問題精講

高校2年生で時間に余裕がある方は問題数が多く、基本からしっかり学べる導出物理がオススメです。

導出物理

上記の問題集で基礎固めが終わったら『基礎問題精講』あるいは『良問の風』へシフトしましょう。

どちらかが完璧になれば過去問に十分対応できます。

良問の風のレベルや問題数は?いつまでに終わらせればいい?使い方を徹底解説!

私ならこのように対策する

私は『基礎問題精講』より問題数が少し多い『良問の風』を10月中にマスターする計画を立てます。

『良問の風』を8月から始められるように夏休み開始前までに基礎固めを完了します。

『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』と『入門問題精講』を高3の1学期で仕上げるイメージです。

11月は人によっては公募推薦を受けるので物理に手が回らない可能性があります。

12月は共通テストが迫っているので共通テスト対策を行います。

共通テスト後は過去問を中心に演習を重ねて2次試験に臨みます。

逆算で考えたので高3の頭からまとめると

4〜7月:『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』と『入門問題精講』

8〜10月:『良問の風』

11月:公募推薦対策(過去問など)

12〜1月:共通テスト対策(過去問など)

2月:2次試験対策(過去問など)

個別指導塾Glitからお知らせ

個別指導塾Glitは東大阪市吉田駅近くの『個別指導』+『映像授業』のW指導の個別指導塾です。

映像授業はスタディサプリを採用しました。

講師主導ではなく生徒自身で勉強を進めていくので、「自分に必要な勉強」や「今何がわからないか」を考えて勉強をしていきます。

また目の前の定期テストの点数UPに加えて、自分で勉強する力も育てていくことができます。

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松尾和哉

大阪府立寝屋川高等学校卒 関西大学システム理工学部電気電子情報工学科卒 個別指導6年、集団指導2年の経験

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